2010年3月8日月曜日

「江戸しぐさ」

江戸商人達が築き上げた人間関係を円滑にするために作り上げた「江戸しぐさ」。
その中で、現代社会に活かせる「今しぐさ」を探してみました。


江戸しぐさといえば「傘かしげ」
狭い道路ですれ違う時、ちょっと傘を倒して、お互いに軽く会釈を交わす姿は粋、
つまり格好いい 。














江戸しぐさで言う「聞き上手。」
人前で足を組まない。腕組みをしない。
相手の目をじっと見て体を乗り出すようにして聴く。
勘所では相槌を打つ。多少知っている話でも「知っている」などとは言わない。
興味深そうに、先に話しを進めるよう促せば思わぬ収穫があるは必定と教えた。














「こぶし腰浮かせ」
狭い船の中、譲り合うのは当たり前。
ちょっと腰を浮かして、こぶし一つぐらい譲れば、訳なく空き席ができた。
最近、地下鉄や山手線の電車で若い人がお年寄りに気持よく座席を譲る光景を
しばしば見かけるようになった。見ていて微笑ましい。
こぶし腰浮かせ。
相手を気遣うことを自然にした江戸の人たちの心情をうまくあらわしている。
あなたもやってみませんか。













「ありがとう」
江戸しぐさでも「ありがとう」を大事にした。
自然や周りの人びとに感謝する心の大切さを説いた。
「今日も一日ありがとう」嬉しかったこと、失敗したこと、叱られたこと、
みんな、ありがとう。
寝る前に、ひとこと口にしてみたい。
きっと、人生が変わってくる。














「江戸しぐさ」のほんの一部ですが、人への思いやり、気遣いなど
現代でも通じる都会人のマナーといえます。

明日から少しでいいのです 心がけてみませんか?
きっと 目に見えない何か新しい発見があるかもしれません。




参考資料 NPO法人「江戸しぐさ」より


千葉県(市川)の結婚相談室ラポール

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